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すごい会社のすごい本業大解剖!


すごい会社のすごい本業大解剖!No.9 みんなのマーケット

投稿日:2021/2/26

更新日:2023/7/12

すごい会社のすごい本業大解剖!No.9 みんなのマーケット

業界で注目を浴びるスタートアップの会社自体ではなく、今一番求めているポジション(急募求人)にフォーカスを当てて掘り下げていく本企画。
第9回はみんなのマーケット株式会社のエンジニアリングマネージャー職について、代表取締役の浜野勇介さんにインタビューを実施しました。

本記事の登場人物

みんなのマーケット株式会社 代表取締役 浜野勇介

 1986年10月、横浜生まれ。 2007年、大学在学中に広告会社を創業。 2011年1月にみんなのマーケットを設立し、代表取締役に就任(現任) 。好きな食べ物は、焼き芋、スイカ、天むす。 

株式会社HERP 代表取締役CEO 庄田 一郎

京都大学法学部卒業後、リクルートに入社。SUUMOの営業を経て、リクルートホールディングスへ出向。エンジニア新卒採用に従事する。その後、エウレカに採用広報担当として入社し、同責任者に就任。2017年3月、HERPを創業。本記事ではインタビュアー、ちょこちょこ感想を挟む。

みんなのマーケット株式会社について

2011年1月17日創業。生活関連のサービスを中心とした、サービスに関する日本最大級のインターネット商店街「くらしのマーケット」を運営。
ハウスクリーニングや家事代行、出張カメラマン、家電の取り付け、リフォームを始めとする200以上のカテゴリの出張・訪問サービスを口コミや料金で比較して、オンラインで予約することが可能。

本記事で取り上げるみんなのマーケット様の急募求人
エンジニアリングマネージャー

「正直者が馬鹿を見ない世界をつくる」ために事業を拡大していく

オフィスキャットのC(シー)さん

庄田:本日はよろしくお願いします。「くらしのマーケット」はテレビCMも放映されていたり、サービス認知もますます拡大されていますが、改めて事業について共有いただけますでしょうか?

浜野:会社は10年前の2011年に創業したのですが、実家のベランダを修理してくれる業者さんを探そうとした時の実体験が元になっています。 業者さんを探そうと思っても、そもそもベランダを修理したことなんてないのでどんな業者さんをどこで探したらいいのか分からない。チラシやタウンページで検索することになるわけですが、それぞれの見積もりをとるのも大変だし、どの業者さんに頼むのが良いのかがわかりづらく、膨大なリソースを割く必要がありました。
当時から商品を比較するサービスはありましたが、サービスを比較するものはまだなく、自分でつくることにしたのがスタートです。

庄田:なるほど、ご自身の実体験から事業が始まったのですね。

浜野:そうです。当時はカスタマー側も取得した見積もりの金額が適切なのかが分からないし、事業者側も、どんなにいいサービスを提供していても中小規模の事業者は大規模の事業者に負けてしまうという状況でした。
そんな不透明さをテクノロジーで解決していきたいと考え、「正直者が馬鹿をみない世界をつくる」ことをミッションとして掲げて事業を推進してきています。

庄田: すでに業界を牽引するサービスになってらっしゃると思いますが、これからはどのようなチャレンジをしていくのでしょうか?

浜野:楽天とAmazonを使えばほとんどの物が買えると思いますが、同じようにくらしのマーケットを使えば全てのサービスが買える状態にするのがわれわれが目指していることです。
今はまだ、われわれが提供できているカテゴリは数百程度ですが、本来何千種類〜何万種類もあるはずなので、拡大していきたいと考えています。
また、都市部では便利に使っていただけるシーンが増えてきていると思いますが、地域によってはまだ便利さに濃淡があるのが現状です。それもなくしていきたいです。

庄田:拡大に向けたチャレンジポイントは何になるのでしょうか?

浜野:普通の商品のECは、商品を選んで、数を設定して買うというシンプルなUIですが、サービスの購入はUIが複雑になることがチャレンジポイントの一つです。
例えばトイレのリフォームをしたい、となった時は、シンプルに変えたいトイレを選べばいいだけではなく、床もリフォームするのか?壁もリフォームするのか?するとしたらどのようにしたいのか?と変数は無数に増えていきます。 「くらしのマーケット」という一つのサービスでありながら、カテゴリごとにUIは最適化していかなければならない。これが一つ難しいポイントで、今回募集するエンジニアリングマネージャーと一緒に乗り越えたい部分でもあります。

庄田:確かに、私も引越しの際にくらしのマーケットを使わせていただいた1ユーザーですが、配送するものは何がいくつあるのか?を選ぶUIがあったりと、最適化されていて感動した記憶があります。これから注力する領域などもあるのでしょうか?

浜野:ハウスクリーニングや引越しなどは便利になってきていると思いますが、リフォーム等の領域はまだまだ足りていないと思っています。一方でリフォームは大きな市場でもあるので、挑戦していきたいですね。
もう一つは自動車の領域。こちらも不透明性が高く負の大きい領域ですし、市場規模も数兆円と大きい。ドライブレコーダーの取り付けなど一部からすでに始めていますが、家も車も両方を取り扱えると、かなりユーザーの生活をカバーできるのではないかと思っています。

庄田: 「くらし」を軸に、どんどん拡大していくんですね。

浜野:はい。くらしのマーケットは、事業者が増えれば増えるほど、ユーザーにとって良いですし、ユーザーが増えれば増えるほど、事業者にとっても良いサービスになります。それを目指して、日々やるべきことをやっています。 このサービスは大きくなるし、大きくなったら人々にとって良いと信じているので、引越しやハウスクリーニングがネットで頼めたら便利。便利だとみんなが使う。というシンプルな原理を、ひたすら愚直に追いかけています。

プロダクトにとって本質的に良いことは何か?を追求できる透明性の高い組織

庄田:ビジョン達成に向けて、組織はどのようにつくっているのでしょうか?

浜野:まずは社内も透明性の高い状態を意識してつくっています。経営会議やプロダクトに関わるミーティングのアジェンダも全て開示していますし、slackはチャネルが数個しかなく、完全にチャットとして機能しています。 slackは決定事項だけ記載する使い方もあると思いますが、そうするとどうしてその結論になったのか分からないし、当事者とそうでない人に差が出てしまう。それを避けたくて、あえて使い方を決めています。

庄田:なるほど、100名規模の組織でそれをされているのは、すごいですね…!

浜野:給湯室で噂話したくなっちゃうのが、人の性ですよね。だから、給湯室を意図的にぶっ壊したかったんです。 みんなのマーケットは最初シェアオフィスから始まったので、他の企業が組織が大きくなるとどんな課題に直面するのかを知れていました。それを反面教師にしている部分もあります。 何か隠すって、すごくコストが高いと思っています。給湯室での噂話もそうですし、そうならないための情報共有にもコストがかかる。だから最初から透明にするというのがわれわれがやっていることです。

庄田:すごく真っ当ですが、勇気のいる意思決定ですね…。

浜野:中途入社者にも驚かれるポイントです。一見非効率に見えるけど、透明性を保つためには必要だと思っています。掲げているビジョンと実態が解離するケースも世の中にはあると思いますが、弊社はきちんと繋がるように意識しています。

庄田:弊害は感じられたことはないですか?

浜野:例えば人の給料は知りたいけど自分の給料は知られたくないというような、オープンさのメリットは享受したいけどデメリットは享受したくないという人にとっては、しんどい組織だと思っています。

庄田:隠れたい人は、隠れる場所がないということですね。

浜野:まさにその表現が正しいです。それはお互いアンハッピーなので、入社前にお互い見極めたいと思っています。結果的に今、社内政治みたいなものは全くない組織にできているし、”いいやつ”が集まっているのは好きなポイントです。

庄田:みんなのマーケットでの”いいやつ”の共通項はありますか?

浜野:さまざまなタイプがいますが、プロダクトにとって本質的により良いことを考えて、率直にコミュニケーションをとることは共通項かなと思います。嫌われたら嫌だなとか、こう言ったらどう思われるかななどの心配をしないので、コストがかかりません。 逆に、口だけな人、他者を持ち上げることで立ち回る人などはいないし、合わないと思います。

庄田:採用プロセスにも何か工夫があるのでしょうか?

浜野:最終面接は自分との面談だけではなく、オフィスツアーというものを実施しています。各本部からランダムで選んだ人と10分ずつ話してもらって、候補者ご自身の目と耳でどういう会社か知ってから意思決定してくださいとお願いしています。 こちら側も、メンバーから「こういう発言があって、あまりプロダクトに対して興味がなさそうだった」など率直な感想をもらって、選考の参考にしています。

庄田:それはお互いにとってミスマッチがなさそうですね。

浜野:社員全員が、自分も採用に関わっているという意識でいるのはすごくポジティブなことですね。自分が採用に関わったのに、うまくいかなかったら「やばい」ってなりますよね
「過去この透明性高い組織に合わず離職してしまった人とこんな似た発言をしていた」とか、当事者として一緒に見極めることでも組織の透明性を担保していると思います。

庄田:ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用に分けたのも、透明性を上げるためだったのでしょうか?

浜野:あれはどちらかというと、メンバー一人一人の状況や、世の中の動きを捉えた上での意思決定です。 今までは全員にメンバーシップ型の働き方を求めてたけど、自分の仕事として担当する範囲の成果だけで評価して欲しいという方も一定いる。なので、成果をあげることにコミットする職務と、意思決定まで担当する職務で分けました。ただの役割の違いです。

庄田:なるほど。その他にこれから解決しようとしている組織課題はありますか?

浜野:みんなのマーケットは、何をどうしたらいいか自律的に考える組織です。これは大きなメリットがありながら、同時に、メンバーの今のスキルに依存する部分が出てきます。 チーム制にすることでそれを改善してきたわけですが、より組織が大きくなったり、リモートになったりという変化の中でも、迷いなく動ける仕組みづくりはこれから必要だと思っています。

正解のない領域で、CTOと一緒に組織をつくる

ロゴと同じ格好のDjango(ジャンゴ)さん

庄田:今回はエンジニアリングマネージャーを募集するとのことですが、どういった経緯で募集することになったのでしょうか?

浜野:エンジニアリングマネージャーは今回新設したポジションです。
今まではサービスリリース当初から開発を担当していた、現CTOの戸澤がマネジメントも担当していたので、組織的には大きな転換になるとおもっています。
今は動物園みたいな状態なので、それを楽しみながら、よりそれぞれの強みがダイレクトにプロダクトの進化に繋がるような組織作りを一緒にしていける方にジョインいただけたらと思っています。

庄田:動物園…?

浜野:メンバーそれぞれが自由にやっている状態です。それは嬉しいポイントなのですが、リモートワークになった今、仕事が進まなくなってしまうのは本意ではない。メンバーの強みを生かしながら働きやすくなるような規律を持ち込みたいと思っています。
具体的には、開発の方針とメンバーマネジメント両方手を入れていく必要があるかなと思っています。今までマネジメント経験のあるメンバーが所属していなかったので、各チームそれぞれが最適なやり方で仕事を進めています。その基盤作りをCTOと一緒にやってもらいたいと思っています。

庄田:なるほど、各チームのマネジメントの基盤づくりをCTOとやっていくポジションということですね。

浜野:CTOはとても職人気質で、自ら前に出て行って喋るというよりは、まっすぐにプロダクトに向き合ってきたタイプです。メンバーからの信頼も厚く、一緒に働けることは弊社の魅力の一つだと思います。
なので、彼が考えていることを引き出し、実行に移せる方は一緒に楽しめると思います。一方でなんでも説明してほしい、という方は、結構大変かもしれません。

庄田:これは記事にして大丈夫ですか?(笑)

浜野:出したほうがマッチしやすいと思うので全く問題ないです。
マネージャーという名前のポジションですが、CTOがプロダクトについての意思決定をする際のサポートもお願いしたいと思っています。具体的には、現在CTOが意思決定のための情報を集めることも担当しているので、まずはそれを分担して、二人三脚で意思決定につなげて欲しいと思っています。

庄田:経営陣の意思決定を支えられるというのは面白そうですね。
マネージャーは新設とのことですが、現在メンバーで活躍されている方に共通項はありますか?

浜野「サービス」という無形の曖昧なものを対象にするので、正解がない中で試行錯誤していくことになります。それを面白いと思えるメンバーが多いなと思っています。
エンジニアだけでなくビジネスのメンバーも、いかに難しい課題をテクノロジーで解決していけるかという夢のあるビジョンに向けて、試行錯誤しています。

庄田:メンバーのみなさんは、何を魅力に思って入社される方が多いでしょうか?

浜野:まずは何より事業の面白さだと思います。toCやりたいですと面談で話してくださる方もいらっしゃいますが、くらしのマーケットは実はtoBもtoCもできるので、影響範囲が広いのも魅力の一つです。
前例がないこと、テクノロジーでどう解決していくかという課題に燃える人が多く入社してくれていますね。

庄田:真っ直ぐにプロダクト・世の中の負に向き合ってる様子が、事業内容からも、組織の現状からも伝わってきました。

浜野:ありがとうございます。プロダクトドリブンに課題解決をしていけるメンバーが揃っているので、そんなメンバーと働きたいと思ってくれる方は、ぜひ応募いただけたら嬉しいです。

<筆者の感想>
今回のインタビューでは、これほどまでに世の中に絶対必要だと感じるサービスはそんなにないなという直感のようなものを感じました。暮らしに関する課題をオンラインで簡単に相談・解決したいというニーズは絶対に存在すると思うし、そこに対して唯一の解決方法ってこれまでに存在していなかったと思います。それを実現するのがくらしのマーケット。そして浜野さんのお話がシンプルでかつとてもわかりやすかったことで、あーこれは絶対に必要なサービスだし、これからもっともっと大きくなるんだろうなと感じました。
自分も経営者の端くれとしては、一度話をするとこんな感覚になるサービスは本当にすごいし、同時に羨ましく感じました。
組織に関しても、浜野さんの考え方がしっかり反映されたフラットで真っ直ぐなカルチャーが伝わってきました。真っ直ぐな会社を作るには経営者が真っ直ぐでないといけない、結果や意思決定に対して素直に、感情に忠実に。これを経営者が実践することはとても難しいことであることがわかるので、組織の健全さ、暖かさ、真っ直ぐさも嘘偽りない本物なんだなと感じました。純粋な環境で真っ直ぐに事業も、そして自分自身も成長させたいという方、一度お話を聞いてみてはいかがでしょうか。

本記事で取り上げたみんなのマーケット様の急募求人
エンジニアリングマネージャー

すごい会社のすごい本業大解剖!シリーズ

No.1 10X(COO)
No.2 Gracia(UI/UXリードデザイナー)
No.3 BASE(カスタマーサクセス戦略企画 ※責任者候補)
No.4 ポジウィル(COO)
No.5 MOSH(COO)
No.6 Eventhub(プロダクトマネージャー)
No.7 Luup(サービス責任者兼オペレーションマネージャー)
No.8 TENTIAL(広報)

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