
投稿日:2020/6/23
更新日:2023/7/4
Scrum Recruiting Labo 分科会#2 〜現場と進める選考体験向上〜
採用担当は、候補者の内定に寄り添うキャリアアドバイザーの目線で
ルームクリップ株式会社 コーポレートDept 採用人事担当※ 松茂良 早紀様
2020年1月22日(水)にHERP五反田オフィスにて開催。
社員主導の「スクラム採用」の実践に向けて、リアルな現場の事例を聞ける場です。個別具体的なテーマでのLTや懇親会を通じて、スクラム採用実践のためのノウハウやTipsをシェアしていきます。
第2回のテーマは「現場と進める選考体験向上」。売り手市場に伴う人材獲得競争の激化や企業情報の透明化が進んだ事により、候補者が企業を認知してから実際に選考を終えるまでのやりとりを通じて経験すること・感じること=選考体験の重要性が高まっています。現場を巻き込みながら選考体験の向上をする為には人事はどういう役回りで立ち回るといいのか、スムーズな選考を進める為にはどういう課題があるのか、など各社の人事に事例を交えて話していただきました。3回連載の第2回は、ルームクリップ・松茂良さんの内容です。
ルームクリップ株式会社は「日常の創造性を応援する」のミッションのもと、日本最大級の住まいと暮らしのSNSメディア「RoomClip」を運営しています。

採用担当は候補者と社内の現場メンバーの間に立ってお仕事をしていると思うのですが、採用担当者はどっちに寄り添うべきだと思いますか?
賛否両論あると思いますが、私は候補者側に寄り添うことを意識していました。

理由としては2つあって、1つは私自身が採用担当の経験より候補者側の経験の方が多かったからです。いずれ双方の観点から施策を考えるべきだとわかっていたので、まずは気持ちがわかる候補者に寄ってみることにしました。
もう1つが採用を始めた頃にとあるエージェントさんから『採用担当は、候補者のキャリアアドバイザーとして、「一緒に内定を勝ち取ろう!」というコミュニケーションを取ることが大事』という話を聞いて、それがまさに私がRoomClipに入社したときの選考体験と一致したことです。当時は人事担当がいなかったので、今の上司が選考を進めていたのですが、ある程度緊張感はあったものの、適宜相談に乗って応援もしてくれるスタンスだったのが印象的で、今度は自分がそれを体現しようと思いました。

候補者のCX向上に向けた取り組んできたことが、実は現場が採用活動に巻き込むのにも役立ち、採用担当だけでは実現できなかった「現場だからこそ提供できるのCX」の実現に繋がっていると思います。
選考前、選考中、内定フェーズごとのCX向上のために行った施策が、候補者サイド/現場サイドの双方にどういうメリットや効果があったかという観点でお話しします。
ここで挙げている候補者視点の感想は、実際にRoomClipに入社したメンバーに入社後にヒアリングした内容です。

・日程調整等のメッセやりとりで、必ずインタビュー or ブログ記事を入れる 候補者は選考前にRoomClipのメンバーや会社の雰囲気を手軽に知ることができますが、現場社員にとっては記事を読んできた候補者と話をするので、同じことを何度も説明する必要がなくなりました。
・ なるべく採用担当者が部屋にご案内するようにする 候補者は知っている人に会う安心感があり、現場にとっては人事がアイスブレイクした後に入るので、すぐに面接に入ることができるようになりました。

・現場メンバーが面接にでる
一緒働く人の雰囲気がわかるので、候補者現場双方にメリットがあると思います。
・議事録をなるべく細かく記載する
候補者にとっては選考で毎回同じ話をしなくていいので、より多面的に知ってもらえるメリットがあります。現場からすると、次の面接で自分が何を聞くべきことが明確になり、面接への参加意義を感じやすくなったのではないかと思います。
・ワークサンプルの実施&アウトプットを元に面接にてディスカッション
2次面接時に全職種でワークサンプルを実施しています。候補者は、入社後の実務イメージを明確に持つことができ、やりたいこととのマッチ度が確認できると思います。
現場にとっては、スキル度合いや、得意/不得意がわかるので、入社後の配置イメージを持つことができています。また、面接に慣れていないメンバーも多いので、より実務に近い部分を含めた面接を設計することで、自分の得意分野(=実務)を活かして面接に参加できるので、面接に対する抵抗感が減っていると思います。
ワークサンプル導入後に入社したメンバーは今のところ退職者がゼロなので、ミスマッチが減っているのではないかと思います。(※登壇いただいた2020年1月22日時点)
「ワークサンプルを実施すると離脱するのではないか?」という質問をよくいただくのですが、実際のところ離脱はします。ワークサンプルを廃止するかどうか議論を重ねましたが、入社後のメンバーのパフォーマンスなども見て、やはり入社前にRoomClipでのジョブイメージを明確にしてもらうことがCXの観点でも重要だということになり、いまだに継続しています。
・ 内定者と現場メンバーを交えたランチ会 候補者は、面接という堅い雰囲気ではない現場の「日常」を見ることができることにメリットがあります。「知っている人」がより多い状態で入社できると、入社後の安心感も違いますよね。
まだ面接を担当しない現場メンバーに、まずはランチ会を通して、これからRoomClipに入社する人と接点を持つことへの抵抗感を無くしてもらうことを狙っています。

現場/役員/採用担当、それぞれにしか創り出せないCXがあるので、採用担当はそれぞれが提供できるCXを最大化できるようなフォローをして、適切にアサインすることが役割だと思います。その上で、小さな成功体験を現場・候補者と積み上げていくことを大事にしています。
最近、採用広報としてインタビュー記事を書くこともあり、「読後感」をすごく気にしています。その視点で「選考後感」なるものを考えてみたときに、RoomClipは候補者の方に、良いところも悪いところも含めたリアルな「人」感を伝えたいと思います。その上で、RoomClipって『いいな!』と思ってもらえるような候補者体験をつくっていきたいです。
※所属部署・役職は2020年1月当時のものです

株式会社UPSIDER
応募数10倍&年間50名採用。急拡大組織の成長痛に立ち向かうUPSIDERのHERP活用事例

キャディ株式会社
「組織拡大期でも採用基準は下げない」HERP Hireへの切替導入で“こだわり採用”を叶えたキャディの事例

株式会社Kyash
タイムラインでのやり取りの積み重ねを候補者のアトラクトに活用!HERP Hireが支える株式会社Kyashのスクラム採用

株式会社iCARE
「1年50名採用目標」を半年で達成。株式会社iCAREが既存カルチャーを生かしてスクラム採用体制を確立できた理由

弥生株式会社
ATSの乗り換えで分析の土台ができ、最適な採用活動ができるようになった弥生の導入事例

BASE株式会社
エンジニアはエンジニアの眼で見て採る!採用活動をプロダクトとして捉えるBASEの「スクラム採用」とは

ルームクリップ株式会社
全職種でワークサンプルを実施!候補者目線を考え尽くしたRoomClipの採用プロセスとは
デジタル人材採用を加速する採用管理システム HERP Hire

求人媒体からの応募情報の自動取り込み、Slack/Chatwork連携による現場メンバーへのスピーディな情報共有により、現場メンバーが積極的に採用に参画できる「スクラム採用」の実現をサポート。
デジタル人材採用を加速するタレントプールシステム HERP Nurture
複数の求人媒体からの応募情報の自動取り込み、SlackやChatworkとの連携による現場メンバーへのスピーディな情報共有。
一連の採用プロセスをAIが支援し、候補者一人ひとりと向き合う採用へ

書類選考・面接・評価など、一連の採用プロセスをAIが支援。
候補者との対話や意思決定により時間をかけられるようにします。