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イベントレポート


2020年のスクラム採用No.1企業が決定 | ユーザー会レポート

投稿日:2020/12/22

更新日:2023/7/12

2020年のスクラム採用No.1企業が決定 | ユーザー会レポート

HERPの冨田です。今回は、2020年12月17日に実施したHERPユーザー会の内容をお届けします。新型コロナウイルスの影響でオフラインでの実施が困難になり実施を見送っていたユーザー会でしたが、この度約1年ぶりにオンラインで念願の実施が叶いました。久しぶりの会には、50名を超えるユーザーさんが集まりました。

HERPユーザー会とは

採用2.0をミッションに掲げる会社として、より良い形の採用(現状仮説はスクラム採用)を目指す同志を増やしたいという思いのもと、「より良い採用のかたちをお互いにシェアして、楽しく学ぶ」というコンセプトでユーザー主体で運営しているのが、HERPユーザー会です。

今回は、HERPのコミュニティリーダーである門野妹さん(@kadomai1112)中心に企画いただき、「2020年のスクラム採用No.1を決める」をテーマに、ノミネート企業7社に5分間のライトニングトークを行っていただき、視聴者の投票によってScrum-1グランプリ初代王者を決定するという内容で実施しました。(「そもそもスクラム採用ってなんなの?」という方向けには、こちらのページで解説しています。)

(優勝商品は、食べチョク 1万円分をプレゼント!!)

ユーザー様限定のイベントとさせていただいておりましたが、ライトニングトークの内容はひとりでも多くの採用に関わる方に届けたい内容だったので、当日の登壇資料含め公開する運びとなりました。年末の採用繁忙期にご準備くださり、登壇内容の公開にも快くOKをくださった登壇者の皆さまへはこの場を借りてお礼申し上げます。

それでは、1社ずつライトニングトークの内容を紹介していきます。

No.1 ナイル株式会社 渡邉さん「自力採用を増やすための採用広報/オウンドメディアリクルーティング」

スクラム採用とは「現場と人事がタッグを組んで取り込むジョブ型採用」であるという定義からはじまり、成功のための必要な3つの要素(「ポジションマッチ型で採用する」・「現場も積極的に採用活動に参画する」・「人事は採用のプロジェクトマネージャーとして動かしていく」)、それを実現するための取り組みについて語っていただきました。コンサル出身の渡邉さんらしい科学された内容で、現場の巻き込みも仕組みとして組織に組み込まれており非常にレベルの高い内容でした。

No.2 BASE株式会社 米田さん「アトラクト力を爆上げするエンジニア採用広報」

スクラム採用の中でも、エンジニア採用広報にフォーカスした内容をお話いただきました。中でもテックブログを半年で57記事更新し、受諾率は20%改善・決定数は2.5倍と圧倒的な成果につなげた話は、「やり切りが半端ない。かつ、大きな成果にも繋がっている。」など、参加者からの反応も大きかったです。BASEさんは急成長の中で、エンジニア採用にかかる期待やプレッシャーも相当なものだったのではないかと思うのですが、米田さんの「やりきり力」がひしひしと伝わってくる内容でした。

No.3 株式会社DouYu Japan 武井さん「これから100名の壁にぶつかるであろう急成長の会社で、人事のおじさんがやっていること」

「100名規模の組織でスクラム採用を実践するまでの下準備」という、とても興味深いテーマでお話いただきました。外資系企業とのジョイントベンチャーで、2019年8月の創業から1.5年で100名の規模に拡大していくという組織づくりの難易度が高い環境で、「言葉とものさし」としてMISSION・VALUEの定義とそれに伴う制度、情報共有の仕組みをどのように整備したかを追体験できる内容でした。参加者からは「さらっとお話されていましたが、めちゃめちゃレベル高いことをやっているなと思いました。格好良かったです。」といったコメントも集まっていました。

No.4 株式会社ビビッドガーデン 佐藤さん「スクラム採用で「WOWを届ける」〜入社1ヶ月で、エンジニア体験入社プログラムを作って運用して成果にコミットしたはなし〜」

参加者から「愛と熱をめちゃくちゃ感じました!WOW!」「受験者として、あのおもてなしをされると、入りたくなる。」デザイナーやエンジニアが自主的に集まってきて施策を作っている様子がまさにスクラム採用だと思いました。」などのコメントが集まり、候補者視点に立った施策の数々は、運営されているサービス「食べチョク」のブランドイメージと一貫する内容で魅力に溢れた内容でした。

No.5 日本たばこ産業 (JT) 廣瀬さん「半内部労働市場の構築に向けて」

ベンチャー企業のノミネートが多かった中、異彩を放っていたのがJT・廣瀬さん。参加者の方の注目も大きかったです。5万人の社員を抱えるJTさんが、「いかにして人材の流動性が高い状態をつくるか」というイシューにどう向き合っているのかの一端に触れられる内容で、「ベンチャーだけでなく世の中の採用の形が変わっていきそうでワクワクします!」といったコメントが集まりました。

No.6 Ubie株式会社 森さん「愛で始まり愛でつながるリファラル採用の狂気」

https://www.mori-blo.com/2020/12/blog-post_73.html

続いては、この1年で組織規模は3倍になり2021年頭に100名規模を迎えるUbieさん。分散した自律的な組織づくりが進んでいる企業です。リファラル採用の比率が75%、退職はわずか3名というものすごい成果を支えるのは「愛」という内容でした。プレゼンテーションスタイルも工夫されていて改めて動画を撮り直してくださっているので、狂気を支える「愛」の内容は是非リンク先の動画をご覧ください。

No.7 株式会社コドモン 麻賀さん「CoDMONistaたちが進める最高の組織づくり」

ラストを飾るのは、コドモン・麻賀さん。不満だらけだったとあるチームがスクラム採用を通じて変化し、「コドモンの中でうちが一番いいチームです!」と語れるようになり、さらにはマッチしなかった候補者さんからの口コミで採用が生まれるまでに成長したストーリーをお話しいただきました。マイナスがあった状態から、人事と現場が一丸となって困難を乗り越えて採用につなげた話は参加者の方からの共感を多く集めました。

2020年 Scrum-1 グランプリ初代王者は、コドモン 麻賀さん

接戦を制し、初代王者に選ばれたのでコドモン・麻賀さんでした(2位はビビッドガーデン・佐藤さん、3位はBASE・米田さんという結果でした)。「面接選考でお見送りになった候補者様からご紹介があるというエピソードがすごいと思いました。候補者心理になったとき、落ちた会社を紹介するというのは、余程のアトラクトがないと実現しないことだと思います」といったコメントに代表されるように、1歩ずつ丁寧に社内を巻き込み、スクラム採用の体制をつくったエピソードは初代王者にふさわしい内容でした。本当におめでとうございます!

全体を通じて、テクニック論ではなく、どう人の心を動かすかというエモーショナルな内容の発表が多かった、またそういった内容に共感が集まっていたのが印象的でした。人の気持ちが介在する採用の成功には、ロジカルな側面とエモーショナルな側面の両方が必要だと思います。私たちのコミュニティの活動を通じて、少しでもエモーショナルな側面での採用活動の科学が進む機会を創っていきたい、と思いを強くした会でした。次回はどんな発表が見られるのか今から楽しみです。(了)

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